旅行
その2からの続き。 5月1日、メーデー。夜中に激しい雷雨の音で目が覚めた。さすが熱帯モンスーン気候、リラックス音源みたいな雨音である。そのまま熟睡し、再び目を覚ますと、雨は止んで鳥がチュンチュン囀っていた。 ホテルの朝食メニューが昨日と違うので…
その1の続き。 4月30日、バンコク2日目 昨晩オヤツ程度しか食べていないせいで、空腹で目が覚める。 ホテルの朝食はチャオプラヤ川ビューのカフェである。シックで洒落たインテリアに、料理の種類も多く目にも華やか。00年代にHanakoあたりが「中目黒のカフ…
この5月の連休は、 クルンテープ・マハーナコーン・アモーンラッタナコーシン・マヒンタラーユッタヤー・マハーディロック・ポップ・ノッパラット・ラーチャタニーブリーロム・ウドムラーチャニウェートマハーサターン・アモーンピマーン・アワターンサティ…
ドイツ編②からの続き。 1月3日、フランクフルトへ移動 まだ暗い中(といっても朝7時過ぎ)、ホテルをチェックアウトし、最終目的地フランクフルトに向かう。ニュルンベルク駅構内をぐるりと回って、最もビビッと来たパン屋で朝ごはんを入手した。Hofpfistere…
ドイツ編①の続き。 1月1日、ハッピーニューイヤー この日はニュルンベルク観光。地下歩道内の券売機でグループチケットを購入。大人2人だけでも、個別に買うより安そうなのである。 路面電車でルイトポルトホールまで向かう(入口にあった地図)。ニュルンベ…
ウイーン編②の続き。 12月30日、ウイーンからニュルンベルクに移動 ウイーンからニュルンベルクまではInterCity Express、略してICEでの移動である。ずっと「アイス」と呼んでいたが、正しくは「イーツェーエー」らしい。発車時刻が迫る中、スーツケースを引…
ウイーン編①からの続き。 12月29日、ウイーン2日目 早起きしようと思っていたのに、なかなか布団から出られない。結局「カフェモーツァルト」に入ったのは8時頃。パンがとても美味しい。接客も非常に感じが良く、プロフェッショナルである。柔らかいというか…
北京編からの続き。 12月28日、ウイーン初日 我々を乗せたCA841便はロシア上空を飛行し、無事ウイーン国際空港に到着した。珍しく機内で熟睡したので気力体力ともにばっちり充実している。 無事通過。 昨日から着ている、やや人間の匂いの強くなった服を空港…
この年末年始に北京経由でウイーンとドイツ複数都市に行ってきたので、つらつらと記録していく。 12月27日、出発日 出発前日の夜に荷造りを開始。ようやく深夜にスーツケースを閉じシャワーを浴びると、ふとカミソリの刃に残った毛が気になる。寝ぼけていた…
三連休前の金曜、仕事を早めに切り上げて羽田に向かう。0時20分発タイ航空661便、バンコクを経由して最終目的地はプノンペンである。特に行きたい場所があったわけではないが、この円安を考えると物価が安い点が好ましい。まもなく空港も新しくなるというし…
そういえば、コロナ直前の2019年末〜2020年始にかけてのリヨン&ちょっぴり上海旅行記も未完だったので(前回記事)、当時のメモをもとにこちらもサクサクっと終わらせる。 自分でも忘れているので復習すると、旅程は以下である。当時もフランスではストライ…
COVID-19関連の水際対策も緩和されたので、この連休は韓国に行っていたのだが、そういえばコロナ禍前の2019年10月に行っていた韓国旅行記が未完なことに気がついた。 それを放置して今回の旅行記を書いても誰も困らないのだが、自宅でトイレを流さずに放置す…
年末年始リヨン旅行の続き この日の第一のミッションは、絵葉書を出すことである。ここでも度々書いているが、自宅に絵葉書を出すことは旅の楽しみの一つだ。郵便局もお国柄が出ていて楽しいのである。ちなみに「技術の進歩により世界と一瞬で繋がれる21世紀…
年末年始のリヨン旅行続き。 リヨン2日目の朝、爽やかな鳥のさえずりとともに目を覚ました。全く腹が減っていない。おかしい。これまで、どんなに夕食を食べ過ぎようとも我々の強靭な胃袋は翌朝までにキッチリ消化を完了してきたのだ。 もともと、我々夫婦は…
もはやコロナ以前ははるか昔のような気がするが、未完になっていた年末年始リヨン旅行の続きである。 たった数ヶ月で、世界は一変してしまった。 さて、リヨンに着いた我々は、Uberでホテルに向かった。地下鉄も便利なのだが、もう公共交通機関はお腹いっぱ…
だいぶ間があいてしまったが、広島編の続き。 3日目はフェリーに乗って江田島の海上自衛隊 第一術科学校、次いで呉の大和ミュージアム、海上自衛隊呉史料館(通称「てつのくじら館」)というネイビー色の濃いルートである。 泊まったホテルにはフェリー乗り…
リヨン旅行記の途中だが、この前行った広島がとても良かったので、その模様をお送りする。 今年の2月11日、建国記念の日は火曜日であり、月曜に休みを取れば4連休である。年が明ける前から、これは是非とも休みを取ってどこかに行きたいと計画を練っていた。…
と、大そうなタイトルで始まったのだが、「リヨンと言えばポール・ボキューズ」みたいな面々に最初に断っておくと、そんな上等な店には一件も行っていない。せいぜい庶民の贅沢レベルである。(ついでに、このエントリでは機内食とラウンジ飯しか出てこない…
2019年5月4日、パリへ。 タリスでケルンを後にした我々は、ドイツのあまりの居心地の良さにより、すっかり旅を舐めきっていた。 「やっぱり最初にインドとかロシアに行っちゃうとさぁ、先進ヨーロッパ諸国はパンチがないよねー。」などとわかったようなこと…
ドイツ編の続き。 まずはカフェで朝食を ベルリン2日目の朝は、ホテル近くの「アインシュタインカフェ」にて。Breakfast of Viennaセット(9.5ユーロ)にカフェ・オ・レを追加。 「ウィーンの朝食」セットには、半熟ゆで卵2個、山盛りのパン、ジャム(苺とア…
ユーロスターのトラブルにより、ロッテルダムでインターシティに乗り換え、アムステルダム入りした我々の目的はクロケットの自販機である。説明するまでもないが、クロケットというのはまあ概ねコロッケのようなものと言ってよかろう。アムステルダム中央駅…
前回、我々がわざわざヘルシンキからロンドンに渡り、1泊した理由は、ユーロスターに乗るためであった。 言うまでもないことだが、ユーロスターはグレート・ブリテン島とヨーロッパ亜大陸にまたがる英仏海峡トンネルを最高時速300キロで駆け抜ける国際列車で…
前回、ようやくロンドンにたどり着いた。 わざわざロンドンくんだりまで飛んだ目的は、ユーロスター乗車であった。ユーロスターの始発駅セントパンクラスに向け、まずは空港からヒースロー・エクスプレスでパディントンに移動、次いパディントンからセントパ…
ロシア編の続き。 GWの旅行記事がまだ終わらないのだが、年末年始も近づいてきたことだし、もう少しスピードアップしよう・・・。 さて、楽しかったサンクトペテルブルクの日々も終わりを告げ、旅立つときがきた。(滞在たったの三日間だけども。) 次なる目…
ご存知の通り、令和元年10月22日火曜日は、即位礼正殿の儀の行われる日として、今年限りの祝日であり、10月21日月曜に休みを取れば4連休である。どこかに旅行でも行きたいところである。 しかも、スカイチームのマイルがちょうど夫婦で韓国に行ける程度に溜…
エルミタージュ美術館の前に、戦車がたくさん並んでいたのは前に書いた。 その後も、切手を買おうと右往左往したり、青銅の騎士道像の横を通る間にも宮殿広場の方角から太鼓の音が聞こえてきたりして、何かが起きそうな予感はしていた。 あの大量の戦車がど…
海外から自分に絵葉書を出すことが好きな人は案外多いと思う。私もその一人だ。 もちろん、サンクトペテルブルクでも絵葉書を出したのだが、これが個人的にけっこう苦労したので最初に大事なことを書いてしまおう。(苦労話は後でたんまり書く。) それは、…
ロシア編の続き。 2019年4月30日。この日は朝からエルミタージュ美術館である。 エルミタージュ美術館は、かつてロマノフ王朝の冬宮殿であった絢爛たる建物である。そら豆色の外壁がかわいい。 先の大戦時、この建物も灰色に塗られたのだが、終戦後、戦争か…
私の中で今幕末がアツい。 もともと日露戦争が激アツだったのだが、この最後の貴族戦でも幕末を生き残った人が活躍していたりして、今さら遡って幕末がアツいんである。(ちなみに、高校時代は地理選択だったので、知識はほぼゼロである。) さて、幕末とい…
ロシア編の続き。 サンクトペテルブルク観光その1をお届けする。 まずは、聖イサアク大聖堂へ。 ホテルに荷物を置き、服をあるだけ着込んで外に出た。寒いのだ。 そしてホテル、ペトロ・パラスから5分ほど歩き、聖イサアク大聖堂に到着した。 聖イサアク大聖…