日日是女子日

細かすぎて役に立たない旅行ガイド

ロシア

サンクトペテルブルク〜ヘルシンキ〜ロンドン

ロシア編の続き。 GWの旅行記事がまだ終わらないのだが、年末年始も近づいてきたことだし、もう少しスピードアップしよう・・・。 さて、楽しかったサンクトペテルブルクの日々も終わりを告げ、旅立つときがきた。(滞在たったの三日間だけども。) 次なる目…

サンクトペテルブルク(郵便局以外で切手を買って絵葉書を出そう)

海外から自分に絵葉書を出すことが好きな人は案外多いと思う。私もその一人だ。 もちろん、サンクトペテルブルクでも絵葉書を出したのだが、これが個人的にけっこう苦労したので最初に大事なことを書いてしまおう。(苦労話は後でたんまり書く。) それは、…

サンクトペテルブルク(エルミタージュ美術館、クンストカメラ)

ロシア編の続き。 2019年4月30日。この日は朝からエルミタージュ美術館である。 エルミタージュ美術館は、かつてロマノフ王朝の冬宮殿であった絢爛たる建物である。そら豆色の外壁がかわいい。 先の大戦時、この建物も灰色に塗られたのだが、終戦後、戦争か…

サンクトペテルブルク(聖イサアク大聖堂、血の上の救世主教会、ロシア美術館)

ロシア編の続き。 サンクトペテルブルク観光その1をお届けする。 まずは、聖イサアク大聖堂へ。 ホテルに荷物を置き、服をあるだけ着込んで外に出た。寒いのだ。 そしてホテル、ペトロ・パラスから5分ほど歩き、聖イサアク大聖堂に到着した。 聖イサアク大聖…

サンクトペテルブルク(プルコヴォ空港、爆走タクシーGett再び)

ロシア編の続き。 サンクトペテルブルク、プルコヴォ空港に着いた我々は、とにかく喉が渇いて仕方がない。前回残しておいたロシアルーブルを使い、自動販売機でレモン風味の炭酸水を買って飲む。120ルーブル、日本円にして200円くらい。微妙にボッタクリであ…

GW旅行(モスクワ、シェレメチェボ空港国内線Ruvlevラウンジ)

インド編からの続き。 インド人を満載したアエロフロート機は、パキスタン上空を大きく迂回し、モスクワへと飛んだ。印パ情勢の悪化により、パキスタンが民間機に対し領空内の飛行を禁止したためである。 飛行時間が多少長くはなるが、こればかりは仕方ない…

GW旅行計画(インド、ロシアとヨーロッパ)

1年以上前から、今年のゴールデンウィークは、有休で休みをつなげて長旅をしようと思っていた。 元号が変わるタイミングだが、我々は遠く離れた海外で令和の新天皇を祝福し、威光を遥々届けることを引き受けた。 ここぞとばかりに有休を投入、その後5月1日が…

ウラジオストク(爆走タクシーGett編)

前回のあらすじ(90年代少女漫画風) ペンちゃんは、旅行が大好きな、ちょっとBBAな女の子。連休を利用して、ウラジオストクにドキドキ一人旅をしているの。金属探知機にチョコレートが引っかかったり、トラブル続出!?なんとか無事に切り抜けられたけど、…

ウラジオストク(アエロエクスプレスに乗りたい編)

もう3ヶ月以上前なのだが、ウラジオストク旅行記を書き終わっていなかったので、今更ながら続きを書きたい。 ウラジオストク市街と空港とを結ぶアエロエクスプレスは、海沿いを走り、とても景色が良いという。 行きは乗れなかったので、帰りは絶対に乗りたい…

ウラジオストク(郵便局編)

海外に旅行に行ったら、必ず自分宛に絵はがきを送っている。現地の人に混じって窓口に並んで切手を買ったり、ポストに投函したりすると、まるでそこで生活しているかのような気分に浸れるのだ。お国柄は、日常的なところに現れる。 そんな訳で、ウラジオスト…

ウラジオストク(パーティーロック編)

太平洋艦隊編の続きである。 太平洋艦隊博物館を出ると、ちょうど昼前だったので、腹ごなしも兼ねて市街地まで歩いて戻ることにした。海沿いの道をまっすぐ行けば、中央広場に着くはずである。 歩道には人が溢れ、何やら賑わっている。 人を避けながら歩いて…

ウラジオストク(太平洋艦隊編、その2)

太平洋艦隊博物館のゲートの先は、階段になっている。 降りると、大砲や、小型潜水艇(だろうか)が、博物館をぐるりと取り囲むように展示してある。いきなり大迫力である。 ほう立派な、と眺めていると、厳しい表情の長身の老人が近づいてきた。 もしや休館…

ウラジオストク(太平洋艦隊編、その1)

ウラジオストクといえば、太平洋艦隊である。 最近、私の中で日露戦争モノが熱いのだが、バルチック艦隊こと第二、第三太平洋艦隊が、遠き西の果てからドンブラコと向かった先もウラジオストクであった。 不幸なことに(我々日本人にとっては幸運なことだが…

ウラジオストク(兵隊さんスペシャル)

ロシアといえば、世間はサッカーW杯で賑わっているが、空気を読まずにウラジオストクの話題を続行する次第である。 ウラジオストクは、言わずと知れたロシアの重要軍港である。以前は閉鎖都市で、外国人が立ち入ることはできなかったらしい。 ここで我らがGo…

ウラジオストク(タクシー編)

空港で、ATMやらSIMカードやら、色々と準備を整えると、だいたい18時過ぎ。 日本でバスの時刻表を確かめてきたから、ちょうど市街地へ向かうバスが出たばかりであることは知っている。Buses | Международный аэропорт Владивосток それでも、空港の外に出て…

ウラジオストク(出発〜ウラジオストク到着編)

5月24日。やらなければ、と思いながら延ばし延ばしにしていたら、あっという間に出発日前日になってしまった。 ほぼ徹夜で準備をして、ややハイな気持ちで成田行きの横須賀線に乗った。 NEXやスカイライナーなぞ使わない。せっかくの休日なのだ、のんびり行…

ウラジオストク(ダーチャ)

ダーチャとは、Wikipedia先生のお言葉をお借りすると、以下のようなものであるらしい。 ダーチャ(ロシア語: дачаダーチャ、英語: Dacha)は、ロシア・旧ソ連圏で一般的な菜園付きセカンドハウスである。 詳しくは知らないけど、夏にはダーチャで野菜を作っ…

ウラジオストク(旅の準備編)

高校の地理の授業で、何の経緯だったか、教師からウラジオストクという街の説明を受けた。 ウラジオストク、正確にはヴラディ・ヴォストークは「東を征服せよ」という意味で、ロシア悲願の不凍港として極東の重要軍事拠点であったこと、シベリア鉄道の東の始…