韓国(出国〜釜山到着)
ご存知の通り、令和元年10月22日火曜日は、即位礼正殿の儀の行われる日として、今年限りの祝日であり、10月21日月曜に休みを取れば4連休である。どこかに旅行でも行きたいところである。
しかも、スカイチームのマイルがちょうど夫婦で韓国に行ける程度に溜まっている。
これは韓国アリではないか。そうだろう?
日々、日韓関係が悪化の一途を辿っていることはガッテン承知だが、まあ多少香ばしい人々を見かけたとしても考えてみればそれは通常運行。むしろ秀吉の朝鮮出兵以来、日韓関係が良かったことなどなかろう。
そんなわけで、我々は2泊3日で釜山とソウルにコンニチワすることにした。一応10月22日は日本にいる日程だ。
ちなみに、飛行機はCAに「美人」が多いことで有名な大韓航空である。
19日、マックドナルドで朝食を買い、NEXに乗車した。ニオイがアレだが。例によってNEXはガラ空きなので無問題。
成田では既にオンラインチェックインを済ませており、荷物も全て機内持ち込みのため、直でセキュリティチェックに直接ゴー。スカイチームのプライオリティ資格を持っているため、優先レーンを使って一瞬で通過、出国審査も顔パスである(顔認証ゲートってやつな)。
超順調に進んだので、制限区域内に入ってから搭乗までかなり時間がある。それもこれもスカイプライオリティ様様なのだが、これに関してはネットの海に情報が溢れているので詳細は省略する。
さて、余った時間は酒でも飲んで有意義に潰すのがオツである。再び必殺スカイプライオリティの術を繰り出し、デルタラウンジに入った。
まずはチョコチップクッキーと牛乳で胃を温め、いざ飲酒。ビール、日本酒、ワインを頂いたが、日本酒は安酒で美味しくない。ここでの正解はビールであろう。
ふと、隣の席のお姉さん(ブロンドのヨーロッパ系人種)がキウイをまるごと、しかもワイルドに手で皮を剥きながらワシワシと食べている。キウイの皮を皿にうず高くフルヘッヘンドさせており、少なくとも丸3つは平らげたに違いない。フードコーナーにキウイなんてあったっけ?と見ると、テーブルに空のポリ袋が転がっていた。
ははん、これはわざわざ持ち込んだのだな。
この自由な感じが第1ターミナル北ウイングだ。北ウイングには神経質な日系航空会社が入っていないためか、トイレは汚く、雑然として、乗客は自分のスタイルを貫いている(よく言えば)印象がある。この雰囲気は正直、嫌いじゃない。
だらだら酒を飲んでいると、あっという間に時間は溶けて搭乗開始時刻が迫ってきた。コップのワインを飲み干し、ラウンジを出た。
そうしていよいよ大韓航空の水色の機体へ乗り込む。
搭乗口でバーコードを読み込んでくれるスッチーが、いきなり整形疑惑でテンションがアガる。これぞ大韓航空!
当機はKE716便釜山行き、小さくかわいいエアバス220。モニタがないため、セーフティインストラクションがオルチャンCA嬢による実演である。かわいい!かわいいぞ大韓CA!お目目だってぱっちりだ!
さすが日本積みは米がうまい。
釜山空港に着陸すると、まずは韓国空軍の輸送機3機がお出迎え。飛行機オタでもミリオタでもないので機種まではわからない。
駐機場の真ん中で「ゲートの準備ができるまで待機します」とアナウンスされたにも関わらず、沖止めであった。タラップ好きなので構わないが、ゲートの準備はなんだったんだ。
イミグレを抜け、モノレールと地下鉄を乗り継ぎ釜山駅へ。激混みである。そして、電車の到着メロディがなぜかヴィヴァルディ。雅である。
KTX釜山駅の隣のAstiホテルにチェックイン。
ベッドにダイブして一息つく。フライト時間は短くても、やはり移動は疲れるものだ。
部屋は17階。窓から外を見渡すと、隣のビルの屋上ではオッサンが楽しげにクネクネ踊っていた。楽しいぞ韓国。
続く。
おまけ。
ちなみに、上で散々ネタにしているが、別に整形女子に対して偏見はない。他人がとやかく言うことでなし、本人の自由である。
が、あんまりにわかりやすく人工的な人を見ると、カツラがモロバレの人に感じるのと同じような気まずさを感じる。まあ、それも本人の自由である。