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細かすぎて役に立たない旅行ガイド

ウラジオストク(ロシア語編)

ウラジオストクでは、思ったより英語が通じた。と言っても、若い人や接客業の人は通じるという程度で、年配の人はほとんど通じないようだ。

当然ながら、看板などは全てキリル文字で、英語表記もほとんどなかった。

(そんなこともあろうかと、出発前にキリル文字を読めるようにして行ったので、駅や店を探すのには困らなかった。)

 

会話は、以下の簡単な言葉と、指差しと、Google翻訳で乗り切った。

「ズドラーストビチェ(Hello)」

「パジャールスタ(Excuse me/please/you're welcomeが、なんとこの一語で!)」

「スパシーバ(Thank you)」

「ダスビダーニャ(Goodbye)」

「ダーイチェパジャールスタ(please give me)」

「ヤハチューパイチー(I want to go、紙の地図を指差して)」

 

まあ、それで少なくともこちらの要求は伝わるし、問答無用でロシア語で返されてポカンとしたりするけれども、ジェスチャーとかを見つつ、半分勘に頼り、バス乗って博物館行って買い物して食事するくらいはできた。

つうか、日本でもそれくらいしか話してないしな。十分であろう。

 

そういえば、Google翻訳のインスタント翻訳機能は博物館でとても役立った。

何しろほとんど英語表記がないので、ロシア語を知らずに博物館をちゃんと楽しみたければ、インスタント機能は必須であろう。(一応カメラ禁止でないところでのみ使用した。)

ロシア語ー日本語ではその機能が使えないようで、ロシア語ー英語で使った。

 

ウラジオストクの人々は、困ってそうな人にわざわざ自分から声をかけたりはしないけど、声をかけられたら、できる範囲できっちり相手にしてくれる印象である。

日本で一般に考えられている程冷たくないし、かといって感激する程親切でもない。普通に普通だ。

なんというか、人々の心の温度は、同じ人間同士、どこでもそう変わらないのだろう。

 

ちなみに、できない場合は素っ気なくニェット(No)と言われる。そう言われたら「これが本場のニェットか!」と喜ぶしかない。