ペンギン記事の続き キュリオベイ、ペンギン・プレイスと、ペンギンの遠さに失望しながらも、我々はまだ諦めてはいない。最後まで…希望を捨てちゃいかん。諦めたらそこで試合終了なのだ。 希望を捨てずに向かった次なるペンギン聖地は「ブッシービーチ」であ…
ニュージーランド、ペンギン記事の続編である。 今回はオタゴ半島のイエローアイドペンギン観察ポイント「ペンギン・プレイス」について書きたい。 オタゴ半島は、千葉県で言えば鴨川あたりの位置にある。(ニュージーランドの地理は、千葉県でイメージする…
ニュージーランド旅行記事の続き。 ペンギンといえば南極というのが一般的な認識だが、南極よりも多くの種類のペンギンが生息する国がある。 キウイーランドこと、ニュージーランドである。 New Zealand Birds Onlineによると、ニュージーランド領内には14種…
年末年始、貯めに貯めたマイルを注ぎ込み、ニュージーランドに行ってきた。 なぜか。野生のペンギンに会うためである。 水族館のペンギンたちも十分すぎるほどかわいいが、残念ながら目が死んでいる。野生の生き生きとしたペンギンに会いたかったのだ。 ペン…
来年、デリーに少しだけ寄ることになった。 観光できるほどの時間はないので、映画館にでも行こうかと思っている。 インドの映画館では、上映前に全員起立での国歌斉唱が法律で定められているらしい。おそらく外国人観光客は立ってさえいれば問題ないとは思…
私は甘党である。 どれくらい甘党かというと、甘いもので酒が飲めるくらいの甘党である。 要は酒好きの甘党なので、体に悪いことこの上ない。 和菓子洋菓子中華菓子、羊羹からロクムまでなんでもござれ!なのだが、何かひとつだけ選ぶとすれば、クッキー系が…
前回のあらすじ(90年代少女漫画風) ペンちゃんは、旅行が大好きな、ちょっとBBAな女の子。連休を利用して、ウラジオストクにドキドキ一人旅をしているの。金属探知機にチョコレートが引っかかったり、トラブル続出!?なんとか無事に切り抜けられたけど、…
もう3ヶ月以上前なのだが、ウラジオストク旅行記を書き終わっていなかったので、今更ながら続きを書きたい。 ウラジオストク市街と空港とを結ぶアエロエクスプレスは、海沿いを走り、とても景色が良いという。 行きは乗れなかったので、帰りは絶対に乗りたい…
台風の翌朝、腹が減って腹が減って辛抱たまらなかった我々は、いそいそと広州酒家に向かった。 広州といえば広州酒家、3大酒家のひとつでもある。 来る前から絶対ここに来ようと心に決めており、旅行初日にも行こうとしたのだが、文昌南路本店は結婚式で貸切…
フィリピンで死者を出し、香港を通って広東省に再上陸した台風22号には、報道されていたほどの勢力は残っていなかった。広州市街では風も拍子抜けなくらいで、実際、純粋に台風による被害はそれほどなかったようである。 純粋に、台風だけによる被害は。 問…
広州に旅行に来ている。ナウ現在、台風22号が我々の上を通過中である。 本当であれば、広州酒家で飲茶を食べたり、本場の牛乳プリンを食べたり、色々やりたいことはあったのだが、22号はやたらに強いらしい。 フィリピン通過時よりは勢力が弱まったとはいえ…
京都といえば、寺である。 本当は嵐山まで行くつもりだったのだが、朝寝坊したため広隆寺までしか行けなかった。 高校時代に日本史を取った人なら、広隆寺といえば「半跏思惟像シルエットクイズ」を思い出すだろう。菩薩像の頭にお団子がある方が中宮寺(奈…
独身の頃、旅行だ出張だ、と何かと京都に行っていたくせに、京都でちゃんとした和食を食べたことがなかった。 理由は単純、和食に興味がなかったためである。何やら奥深い世界が広がっているのかもしれないが、自分の国の料理なんて面白くないよね、となんと…
ペンギンという生きものがとても好きだ。 あの紡錘形のフォルム、白と黒のカラーリング、フリッパーのパタパタ感。もう完璧としか言いようのないデザインである。かわいい。尊い。大好き。 ペンギンがかわいくて生きるのがつらい。 そんな、正真正銘のペンギ…
香港といえば飲茶である。 むしろ飲茶以外に何をするのか。雲呑麺か、焼味か。亀苓膏に涼茶、菠蘿包も捨てがたい。って意外とあるな。いや食いもんしかないな。 まあとにかく香港に行ったので飲茶してきたぜ、という話である。 行ってきたのは「蓮香居」、香…
18年前。まだ高校生だった私は、渋いジャケットに惹かれて、1枚のCDを買った。 「ブエナビスタソシアルクラブ」のアルバムである。 複雑だけど心地の良いリズム、少し哀愁を帯びた優しいボーカル。何を歌っているのかさっぱりわからなかったが、ガキの耳にも…
毎年、この季節になると女子が気にすることといえば、脇の毛である。アンダーアームヘアー。第二次性徴で生えてくるアレ。 チクチクの脇毛ちゃんたちをカミソリでジョリジョリやったり、毛抜きで「痛っ」と悶えたり、はたまたドラッグストアの除毛コーナーを…
海外に旅行に行ったら、必ず自分宛に絵はがきを送っている。現地の人に混じって窓口に並んで切手を買ったり、ポストに投函したりすると、まるでそこで生活しているかのような気分に浸れるのだ。お国柄は、日常的なところに現れる。 そんな訳で、ウラジオスト…
映画『わがチーム、墜落事故からの復活』を見てきた。 ブラジル・セリエA所属のサッカークラブ、シャペコエンセの選手、幹部、スタッフらを乗せたラミア航空2933便が墜落した事故の、その後を描いたドキュメンタリーである。 始めに断っておくと、私は全くサ…
本日は、紳士諸君が大好きなアイツについてお話ししたいと思う。 黒くて偏平で、ギラギラしていて、ピンと伸びた触角がチャームポイントのアイツである。 名前を書くのもおぞましいが、強いて言うならGKBRだ。つまりはコックのローチだ。 淑女の皆さんはもし…
太平洋艦隊編の続きである。 太平洋艦隊博物館を出ると、ちょうど昼前だったので、腹ごなしも兼ねて市街地まで歩いて戻ることにした。海沿いの道をまっすぐ行けば、中央広場に着くはずである。 歩道には人が溢れ、何やら賑わっている。 人を避けながら歩いて…
太平洋艦隊博物館のゲートの先は、階段になっている。 降りると、大砲や、小型潜水艇(だろうか)が、博物館をぐるりと取り囲むように展示してある。いきなり大迫力である。 ほう立派な、と眺めていると、厳しい表情の長身の老人が近づいてきた。 もしや休館…
ウラジオストクといえば、太平洋艦隊である。 最近、私の中で日露戦争モノが熱いのだが、バルチック艦隊こと第二、第三太平洋艦隊が、遠き西の果てからドンブラコと向かった先もウラジオストクであった。 不幸なことに(我々日本人にとっては幸運なことだが…
ロシアといえば、世間はサッカーW杯で賑わっているが、空気を読まずにウラジオストクの話題を続行する次第である。 ウラジオストクは、言わずと知れたロシアの重要軍港である。以前は閉鎖都市で、外国人が立ち入ることはできなかったらしい。 ここで我らがGo…
空港で、ATMやらSIMカードやら、色々と準備を整えると、だいたい18時過ぎ。 日本でバスの時刻表を確かめてきたから、ちょうど市街地へ向かうバスが出たばかりであることは知っている。Buses | Международный аэропорт Владивосток それでも、空港の外に出て…
5月24日。やらなければ、と思いながら延ばし延ばしにしていたら、あっという間に出発日前日になってしまった。 ほぼ徹夜で準備をして、ややハイな気持ちで成田行きの横須賀線に乗った。 NEXやスカイライナーなぞ使わない。せっかくの休日なのだ、のんびり行…
ダーチャとは、Wikipedia先生のお言葉をお借りすると、以下のようなものであるらしい。 ダーチャ(ロシア語: дачаダーチャ、英語: Dacha)は、ロシア・旧ソ連圏で一般的な菜園付きセカンドハウスである。 詳しくは知らないけど、夏にはダーチャで野菜を作っ…
ウラジオストクでは、思ったより英語が通じた。と言っても、若い人や接客業の人は通じるという程度で、年配の人はほとんど通じないようだ。 当然ながら、看板などは全てキリル文字で、英語表記もほとんどなかった。 (そんなこともあろうかと、出発前にキリ…
真面目にキリル文字を覚えようと来てくださった方には申し訳ないが、はっきり言ってここでは貴方のお役には立てない。 申し訳ないので、そのうち真面目にキリル文字を記事を書こうかしら、と思案中。乞うご期待。 さて、キリル文字もABCの歌がある。 これを…
高校の地理の授業で、何の経緯だったか、教師からウラジオストクという街の説明を受けた。 ウラジオストク、正確にはヴラディ・ヴォストークは「東を征服せよ」という意味で、ロシア悲願の不凍港として極東の重要軍事拠点であったこと、シベリア鉄道の東の始…